NEWS 2016.03.14

ミライセンス、GDC2016にて、両手持ち型の体感フィードバック付きゲームコントローラを発表

ミライセンスは、アメリカ・サンフランシスコにて開催されている、GDC(Game Developers Conference)2016にて、
ミライセンス独自の特許技術である、3DHaptics Technologyをベースとした、両手持ち型の体感フィードバック付きゲームコントローラ: 「M-ORB(仮称)」を発表しました。
(GDC2016 Expo booth#310にて3月16日より展示予定)

ユーザーは、AR/VRに最適化されたこの最新ゲームコントローラーを両手でグリップすると、触れている指先から、様々な挙動感や触った感触をリアルに体感することが可能。
アクションゲームにおける、左右上下に振られるようなリアクション感、シューティングゲームでガンを打った時の反動感 など、まったく新しいリアルな体感を提供します。

これまでのゲームコントローラには、もちろん、ブルブルといった振動が搭載されていました。
しかし、それらは、ただ単純に振動するだけで、リアルな感触からは程遠いものでした。

ミライセンスの提供する3D触力覚技術を使えば、これまでにない、リアルな挙動感を得られます!
昨年度、ミライセンスが発表した手持ち型の3DHaptics Navigatorカーレースゲーム向け体感フィードバック付コントローラ:「4D Driving Bar(仮称)」も、もちろんリアルな体感を実現しましたが、ゲームコントローラのようなグリップする形状には不十分でした。

今回、ミライセンスは、新型アクチュエータと、新機構を研究開発することにより、グリップ型のようなものでも、リアルな体感を生み出すことに成功。
M-ORBはそれら新技術を搭載した、第1弾のコントローラーです。

VR/ARに使えば、
・ものを持った感触、触れた感触、持ち上げるような感触
・ダンジョンの壁の衝突
・ジャンプなど様々な浮遊感
・固いもの、柔らかいものを押したときの手応え
・アクションRPGにおける剣での戦闘時の剣のぶつかる感触、切りつける感触
・カーレースにおける路面のデコボコ感、ざらざら感
など、まさにVR/ARの世界を体で感じることができます。

ゲームのみならず、ロボットの操作にも応用が期待されています。
遠隔操作におけるロボットが触る感触を、オペレーターにリアルにフィードバックします。

このゲームコントローラに搭載された最新の3DHaptics技術を応用すれば、デジタルコンテンツに、「体感」という新しい次元を拡張し、すべてのコンテンツを、人が経験したことのない、まったく新しい世界へパラダイムシフトさせます。

M-ORBは、ミライセンスの特許技術である、振動などにより人に錯覚を起こさせることで触感・感触を生み出す: 3次元触力覚技術(3DHaptics Technology)をベースに開発されました。
(ワールドワイドで24件特許出願済:16件登録済)
※GDCでは、プロダクト試作品を展示しています。

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